突然の来訪者
投稿者:ねこじろう (147)
短編
2024/03/20
07:56
7,573view
「俺か?俺は携帯を忘れてな」
と言って枕元のナイトテーブルのところまで歩き、そこに置き忘れた携帯を手に取ると素早く操作し件のことを確認する。
やはり記憶通りだった。
ほっとして携帯を胸ポケットに収めると寝室から出ようと、ドアのところまで行こうとした時だ。
ズズン!!
ズズン!!
軽い地響きが二回したかと思うと、続いてユッサユッサと床が揺れだした。
「なんだ!地震か!?」
驚いて叫ぶと咄嗟に四つん這いになる。
揺れはかなり大きいようだ。
「キャー!」
叫びながら未奈もベッドから降りると四つん這いになり、俺の隣に寄り添った。
妻の風体を見た俺は驚く。
彼女は全裸だった。
そして次の瞬間だった。
「わああああ!」
突然男の叫び声がしたかと思うと奥のクローゼットが勢いよく開き、全裸の男が飛び出してきた。
俺は男の顔を見た途端、度肝を抜かれた。
それは八木だった。
この話は怖かったですか?
怖いに投票する 21票
面白かったです(*´∀`)。
( ゚д゚)。
ひゃ~!Σ( ̄□ ̄;)
怖っわー
コメントありがとうございます。
─ねこじろう
スレチっす(笑)
コメントありがとうございます
─ねこじろう