熱烈握手ババア
投稿者:月子 (9)
短編
2024/03/05
20:56
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皆さま、ごきげんよう。
今回は私が年明け早々に体験してしまった、
バイト先でのお話をさせて頂こうと思います。
時は元旦、AM4時くらいだったかしら。
実は私、全国的にも有名な神社さんで
年末年始だけ巫女のアルバイトをしていたんです。
神社の近くの高校に通っていたのですがね、
年末年始の参拝者様がとんでもなく多いので
人手を確保するために、
毎年うちの高校に神社さんからアルバイトのお声がけが
あるのですよ。
本宮に参るまでに登る階段の段数が、
それはまあ大変な数ですから体力的にしんどいのですけれど、
なにぶん、お給料がね…とっても魅力的なもので、
私たちにとって良い社会経験にもなるし、
毎年何人もお手伝いに向かわせていただいておりました。
めでたく今月1日に卒業いたしましたので、
今年からは年末年始に手に入るお金が減ってしまう…
はぁ、困りました。
…あら、申し訳ありません。話が逸れましたわね。
本題に参りましょう。
私たちが巫女として働いているときにやるお仕事は
数種類ありましたが、
大抵の人数は御守りや御朱印を参拝者様に
授与する【お札所(おふだしょ)】という場所に
勤務しておりました。
「これちょうだい」と言われたら、望まれたものを
差し出し、初穂料(代金のことでございます)を
いただく。
シンプルな内容でした。
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月子さんは本当に文章が美しいですねぇ
誰だったのでしょうか。
ゾッとしました。
( ゚д゚)。