そんな思いで一杯だったのだ
とにかく必死で走った
自動改札機を跨いで、やっとの思いで出口方面まで行けたが、鍵が閉まってて、駅からは出られなかった
「仕方がない、朝になったら一緒に駅員さんに怒られようね」
そう言って振り返ったら、広兼さんは消えていた
「！！！」
あまりのことに、心臓が止まりそうになった
※※※
広兼さんのスマホに電話をしたら、本人ではなくお母さんが出た
広兼さんは数日前に事故に遭い、ずっと意識不明だったそうだ
もう無理だろうと医師も家族も諦めかけたつい先程、奇跡的に目を覚ましたという
あの電車は、あの世に繋がる乗り物だったと思う
あの時、あの電車に私も広兼さんも乗らなくて本当に良かった
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怖い((( ；ﾟДﾟ)))
これまた最高におもろ怖かったです!そして感動的ですらある。すごくいい雰囲気。
真っ暗な駅に真っ黒な電車・・・まるで悪夢をみているような・・・。
これは・・・きさらぎ駅へ向かう列車だったのかも。
やばいな、最近太山さんのファンになっちゃったかも。
きさらぎ駅に行ったのかと思いましたよ。
久しぶりに怖わいながらもドキドキして読みました。
思わず電車乗っちゃ駄目！って心のなかで叫んじゃいました。