タイ旅行の時に聞いた恐ろしい話
投稿者:ねこじろう (147)
入ってみると、そこは人が一人立てるくらいのスペースがあって天井の蛍光灯が切れかけとったのか、チカチカと点いたり消えたりしとった。
そんでクーラーでもついてるんか思うくらい冷んやりしとって、なんか薄気味悪い感じのとこやったなあ。
見ると、目の前に動物園のようなガラス張りの個室が向こうまで並んどる。
なんやろう?と一つ中を覗いたら、床はコンクリートで何もなくてな。
天井には手前に一つ裸電球がぶら下がっとるだけで奥は結構暗くてな、うなぎの寝床みたいやった。
何やつまらんなあ、なんて思って何となく見とると、そこに何かおるんや。
初めは、なんか珍しい動物でもおるんかいな?と思っとった」
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何故だろう、冷たい何かがじわりじわりと腰から背中に向かって這い上がってくるのを感じる
と同時に僕の心臓は拍動を速めていく。
すでに喉はからからだった。
男が大きく一つため息をついて続ける。
「そしたら連れのやつがバッグから何かが入ったビニール袋を出して、個室の手前上にある鉄製のダッシュボードに放り込みよった。
コンクリートの床にドサリと落ちたそれを見てみると、袋の口から大量のミミズのような長いのがウネウネと蠢いているんや。
そしたらや、、、
しばらくすると、奥の方で固まっている黒い影の一つがピクリと動きよった。
影の形だけ見ると、何や頭の上にツノのあるカタツムリのような風体をしている。
そいつは長い身体をくねらせてゆっくり移動しながら、こっちに向かって近づいてきた。
アナコンダかなんかかな?と思って見てると、とうとう終いには裸電球の真下まで来た」
そこまで言って突然男は僕の方を向いた。
そして明らかに怯えた顔でこう呟きだす。
「兄ちゃん、わし、あんなに怖かったのは生涯あの時が初めてやったかもしれん。
あいつは間違いなく単なる動物ではなかった。
けどなあ人間でもなかった。
胴体は長くて、そうやなあナメクジのお化けのような感じで白くヌメヌメと光っていて、背中にまだらの模様がある。
頭には二本の触手があって、その下には人間のような二つの黒い瞳と口があった。
鼻はない。
胸の辺りには二本の細い腕があったな。
そいつ腹が減ってたのかコンクリートに蠢くミミズをそのか細い前足で掴むと、歯のない口に放り込んでむしゃむしゃと食い始めよったんや。
説明求む
↑この人探していますの貼り紙の女性が、マッサージ店の奥で見たモノだと確証したからゾクリとしたのでは無いでしょうか?
海外で拉致られて達磨にされて飼われてたって事じゃね?
ほんで物好き相手に娼婦にされてたと
タスケテとクチパクしたならそれは日本人やったんかな。
理不尽さがたまらん。
仮にそのオッサンの立場やったら死ぬほど怖い。いつ後からドッとやられるか分からないし
↑なるほど🤔
((( ;゚Д゚)))怖