「はっ」
「目を閉じればいいんだ!」
と思うと、バッ
目の前が真っ暗に戻る。
「こ、これで大丈夫。大丈夫」
体の汗は止まらないが、そう言い聞かせる。
「大丈夫、大丈夫…」
怖くて目は開けられない。
すると。
トントン
と肩を叩かれた。
「あっだめだ!」
「…あっ体が動く」
その勢いで目を開け体を起こす。
すると。
「あんた大丈夫??」
横をみると隣の部屋で寝ていた母がいた。
あたりをみると早朝のような光で薄らと暗い。
「はぁはぁ。なっなに!?」
母に返すと。
「あんた、すごい唸っていたから心配できたんよ」
「…えっ??」
「悪い夢でも見てたんじゃない?」
「あっ・・・そうかも」
「まだ早いからまた寝なさい」
と言い放ち寝室に戻る母。
「うん」
母と会話し安心したのか先ほどのことは頭からなくなりそのまま布団に倒れる。
zzz
そこからは記憶がない。
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