ユウガオの花
投稿者:rark (34)
長編
2023/06/27
17:11
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と1人の道化人が言います。もうダメかと思ったその時、
パァン!!
という音が響いて、目の前が真っ暗になりました。
……
「おーい。○○(僕の名前)もうすぐ着くで。」
祖父の声で僕は目を覚まします。
「え?道化人は?あっちゃんは?」
祖母「今日から○○(僕の名前)もお兄ちゃんになるんやよ。」
状況が読めない僕は、さっきまでの事を話しましたが、夢でも見ていたのだろうということで話は終わりました。しかし、僕の手には、
ボロボロに枯れた、カランコエの花が、握がられていました。しかし、僕にとってはどうしても夢のようには思いませんでした。
そうこうしている間に母が入院している病院に着きます。病院の前に咲いていたモリンガの花はすごく綺麗で、今でも覚えています。
今でも、あれはただの夢だったのか。それとも僕がいた夏休みは誰かの夢の中だったのか、現実なのか……夢と現実が混ざった、単なる記憶のバグなのか……
それはいくら考えても分からないことです。
珍しく早朝に目が覚め、このことを思い出したので書いてみました。
あーそろそろ弟を起こさないと……
窓際に飾ってある、丸いサボテン(キンシャチ)が夏の朝日に照らされている。
この話には、花言葉が多く関係してくるので、それをわかった上でもう一度読んでいただけると、より面白いものになるかも知れません
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花言葉
ユウガオ⇒夜
カランコエ⇒あなたを守る
カスミソウ⇒夢
カンナ⇒永遠
モリンガ⇒目覚め
キンシャチ(サボテン)⇒儚い夢
助っ席→助手席
カランゴエをわたしたピエロは味方?