病院で起きた恐怖体験
投稿者:一八 (66)
「昨日の深夜、トイレへ行ったら個室からうめき声が聞こえて来たんだ。」
「でも、中には誰もいなく勝手にドアが開いてびっくりしたよ。」
と、話すと、おじさんは寝ぼけていたんじゃない?と、言って来ました。
私は、少し考えてそうかも知れないと思って忘れる事にします。
2日後、私は、深夜になり再びトイレへ行きたくなります。
個室には、1人入っているらしく気にしながら小をしました。
すると、また個室からうめき声が聞こえて来ます。
「ううー ううー 苦しい。」
私は、少し様子を見て水道の所に立っていました。
「ガターン。」
と、個室のドアが開くと、やっぱり中から人は出てきませんでした。
私は、このトイレに何かあると思って怖くなります。
翌朝、部屋のおじさんに話すと、今度は不思議だなと信じてくれます。
私は、その後、担当をしてくれる女性の看護婦にトイレの事を話しました。
すると、看護婦は、口をどもすように、
「な、何もないですよ。トイレは普通ですよ。」
と、言って来ました。
私は、その時看護婦の様子に異変を感じてトイレに不信感を抱きます。
数日後、私はうめき声がする個室へ入り大をする事にしました。
怖いもの見たさといった感じで、夜の10時ぐらいです。
用が済み、水を流して個室から出ようとした時、
頭に冷たい物が落ちて来ます。
手で頭を触って見ると、それは血でした。
私は、天井を見上げると、赤くなって血が垂れている状態でした。
「わあああああ」
私は、急いで部屋へ戻って中年のおじさんに伝えます。
「今、個室に入っていたら上から血が垂れて来た。」
おじさんは、私と一緒にトイレへ行ってくれて確認する事に。
すると、個室の天井には赤い血などはなく白い板状態です。
「あれ、確かに今血が落ちてきて天井が赤くなっていたんだ。」
若い看護師さんはきちんと話してくれたんですね。こういったことを患者から聞かれても話さない看護師さんは最低ですね