叔母が言う男の子について、母は全く心当たりが無かった為、
そのことを忘れようとしていた、その日のお昼時。
私の母は、母の母…ややこしいですねぇ、
私からみて祖母に呼ばれて、お仏壇のあるお部屋にいました。
そこで衝撃の事実がわかったのです。
叔母が話していた男の子の正体は、おそらく
母の弟、叔母の兄となるはずだった子供なのでは
ないかということ。
母は驚きのあまり倒れそうになったらしいです。
初耳だったんですって、自分に弟がいたはずだと
いうこと。
叔母が生まれるずっと前、母がまだまだ小さい頃。
もうすぐ生まれる、という頃に、流産してしまっていたそうなんです。
まぁそれはそれとして、なぜその子供が、
叔母に対して怒ったのか?
答えはお仏壇に供えられた、お菓子にありました。
叔母が泣いた日、家に従兄弟が遊びにきていたらしくてですね。
その子が勝手に家中を歩き回って、仏壇のお菓子を持って帰っちゃってたそうです。
従兄弟の母親から謝罪の電話がきて、
ようやくそれで察しがついたから、私の母に
話しておこうと思ったんだとか。
それから母は、お仏壇に向かって手を合わせて、
一生懸命に祈りました。
お菓子を盗ったのは、妹じゃありません。
あの子には怒らないであげて、と。
新しいお菓子と、母が大事に摘んできたお花を
お供えして、もう1度ちゃんとお祈りしたところ、
その日の夜中も、次の日も、
叔母が泣き出すことはなかったといいます。
…いかがでしたでしょうか。
投稿者も霊感は人並みにあるじゃないかしら。多分。
霊感は遺伝しますか?