古い人形の祟り
投稿者:金剛 (12)
短編
2022/09/21
01:40
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人にまつわる怖いエピソードです。
私の家は古い家系で、古い人形が部屋に飾られていたのですが、それが非常に邪魔でした。
物には命が宿るとも言われているように人形など特に宿りやすいそうです。
人形があると運気が下がる、霊が寄るとも聞きます。
捨てる時も人形供養を行なっているお寺に依頼するのが一般的だと聞きます。
ただ、近所ではそのようなお寺も見当たらず、やむおえず捨てることにしました。
日本人形と洋人人形の2体があり、どちらもゴミとして捨ててしまいました。
そのご特に何もなく平穏な生活を送ることができていたのですが、母が階段から足を滑らせて2日後に発見されて入院しているとの連絡が入りました。
今までそんなことは一切起きていないので、あの人形の祟りだ!というふうに考えたのです。
特に、日本人形は先祖7代上まで遡って行くと、江戸時代あたりのものだと言うことです。
これは、手遅れだと思いすぐにお寺の人形供養のところへ相談。
すでに捨てた人形でもご供養できるとのことで、お願いしたのです。
それからというものの、母の足の怪我も回復へと向かいました。
命まで取られておらずまだ優しい呪いだったと笑って済ませたのです。
人形、特に古い時代の人形は怨念がこもっていたりして、人形供養が必要みたいです。
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