6歳による母親射殺事件の真相

2018年10月
アメリカコネチカット州で痛ましい事件が起きた
6歳の女の子が母親を銃で撃ち、殺してしまったのだ
この事件の話はたちまちアメリカ全土に広まり、銃規制の議論があちこちで起きた

誰もが簡単に銃が手に入るこの状況をいい加減変えないといけない

あちこちで銃規制のデモも起きた

だが、この事件には不可解な点がいくつもあったことを知るものは少ない

当初は家にあった銃をたまたま6歳の女の子が見つけ、それで遊んでいる内に弾が発射されてしまい、それが母親に当たってしまったと考えられていた

しかし、調べてみると、この女の子の母親が銃を購入した履歴は出てこなかったのだ

銃はどこで手にいれたのだろうか
他の誰かが銃を持ち込んだのだろうか

だが、その女の子は母親と二人で暮らしていて、他に誰かが来ている様子はなかったことが近所の人の聞き込みでわかった
母親は在宅ワークをしていて、ほとんど家を出ることはなかったという

他にも疑問点がある

使用された銃はかなり口径の大きなもので、撃てばかなりの衝撃がある
6歳の女の子が撃てるものではなく、もし撃てば衝撃で肩や手に大きなダメージを受けてしまうはずだ

しかし、女の子を保護した後の検査によると、彼女には傷の一つもなかったという

母親を殺したのは女の子ではなく、他の誰かなのだろうか

だが、銃声がしたという近所の人の通報で駆け付けた警官が、銃を持った女の子が「ママを殺しちゃった」と泣いているのを目撃したのは確かなのだ

結局、他の誰かが殺したという証拠はまったく出てこず、女の子が殺してしまったという結論に至った

女の子は、施設で暮らすことになった

さて、ここで、事件後から女の子に対してカウンセリングを行っていたエマ・スミスによる報告書を公開する

当初、女の子はひどく興奮していて、とても話せる状態ではなかった
ようやく話せるようになったのは2か月後
それでもこちらの質問にイエスかノーで答えるくらいだった

しかし、女の子が施設へ移動する前日
彼女の方からエマに話しかけてきた

本当のことを話したいと