間違いなく男の人の足
投稿者:せんべい (11)
金縛りというものは身体が疲れている時に起こるものだと言う人がいますよね。
脳は起きているのに身体が眠っている状態の時に起こる現象だと。
以前からよく金縛りに合っていましたが、自分ではそれが霊的な物、いわゆる霊障というものなのか、それとも身体が疲れているから起こっている現象なのかよくわかりませんでした。
金縛りに合った時に恐る恐る目を開けて見た時・・・
そこには何もいなければ「疲れているのだ」で済みます。
ただ、何回かに一回は何かがいるのです。
何かがいた時、ものすごい恐怖で目など開けていられません。
お経の知っている部分だけをひたすら繰り返し、その何かが消えてくれるのをひたすら祈ります。
そして次に気が付くと朝になっています。
だから目覚めた時には「夢だったのかもなぁ、霊感なんてないし幽霊が見えるわけがない」という気持ちになります。
いつもそんなことの繰り返しでした。
しかしある時、また金縛りに合い目を開けてみると、私の肩辺りに人が立っているのです。
ズボンをはいている誰かの足がすぐ近くに見えます。
何となく男の人だ!と思いました。
しかし膝から上はなぜか暗くて全く見えません。
でも見間違いではなく、確実に誰かの足でした。
心の中で絶叫し、いつも通りお経をひたすら唱えました。
次に気づいた時はもう朝になっていました。
夢の様な気もするけど、とてつもない恐怖を味わった気分だったので、たまらず母に昨夜の金縛りについて話しました。
するとなんと母も昨夜金縛りに合ったというのです。
しかも金縛りに合って動けないでいると、誰かが母の上を歩いて行ったと。
あれは男だったね・・・と言うのです。
きっと私が見た人と同じ人だ!と思いました。
その話を聞いて昨夜の金縛りは身体の疲れとか夢とかではなく、霊の仕業だったのだ、やっぱり幽霊っているんだ・・・と二度怖い思いをした印象的な出来事でした。
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