いずれにしても怖い
投稿者:ちえぞー (8)
短編
2021/01/25
01:57
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一人暮らしの友人の話です。
ちょっとレトロwな 玄関の横に台所があるようなワンルームアパートの2Fに友人は住んでいました。
ある日、夜中に目が覚めたので、台所で水を飲んでたそうです。
廊下についてる明かりが窓から入ってきて台所が明るいので、特に照明をつけず台所で水を飲んでいて、なにげなく横の玄関を見ると、ゆっくりドアノブが回っていたそうです。
見間違えてるのかなと思うくらいゆっくり回り、回りきったところで2度ほどクックッとドアを引かれた後、またゆっくりと戻っていったのを呆然と見てたそうです。
なんとなくばれてはいけないと思い、気配を殺してしばらく硬直してたそうです。
ただ、友人の住む部屋は一番奥の角部屋だったので台所の窓の前を通らないと階段にいけないし、窓も結構大きいのに誰も通らない。階段もスチール製な上ちょっとボロなのでミシミシ音がするはずなのに誰も降りて行く音がしない。
お化けなのか プロの泥棒だったのか 同じ階の人なのか(これが一番怖い) 分からないけど、いずれにしても怖かったそうです。
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泥棒は身を屈めて進むんだぜ!
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