愛犬の不思議な話
投稿者:ナナシー (36)
すごく不思議な、私が飼っていた愛犬の話です。
長年一緒にいた愛犬は、やがて老犬になり足腰も弱く、散歩に出しても数分でチカラつきてしまうくらいで、もうそろそろダメかなって悲しんでいました。
生まれたときに、知り合いから頂いたので、それだけ愛情を注いできました。
この子がいなくなったら、私は生きていけるだろうか、そんなことばかりが頭に浮かんでいたのですが、愛犬はそれから間もなく天国に旅立ってしまいました。
それからは、引きこもる生活、泣きはらす毎日でしたが、ある日、夢を見ました。愛犬が現れて、散歩を催促する夢で、公園で思いっきり走り回る夢でした。
目が覚めたときも泣いていたようで、涙で顔が濡れていました。
なぜかしら、いつも散歩コースで行っていたその公園へ行きたくなり、一人、歩きながら愛犬との思い出とともに公園へたどり着きました。
その日に限って子どもたちの姿もなく、静まりかえっていました。
その風景にまた寂しさがこみ上げてきて、耐えきれなくなり帰ろうとしたときに、どこからともなく、「クーン」という鳴き声がしたのです。
振り返って、鳴き声がした草むらのほうへ行ってみると、ダンボールの中に一匹の子犬がいました。
捨て犬であるようで、よくよく顔を見ると愛犬にそっくりなのです。
柄も色も顔も似ていて、このときに夢のことを思い出し、分かったのです。
きっと愛犬の生まれ変わりなんだと思い、その子を連れて帰り、愛して育てることにしました。それからは寂しさもなくなりました。
この子のことも愛し続けてあげたいと思います。
これはいい話
生まれ変わりなのでしょうね
生まれ変わりってあるんですねぇ。
捨て犬は許せませんが
いい話でした。