ある相談者の死について
投稿者:ナナシー (36)
私は幽霊や心霊現象というものに対しては信じる派です。
私が大学生の頃の話になりますが、当時は勉学以上にアルバイトに励む毎日でした。
コンビニエンスストアでの夜勤の仕事や、夜間警備のアルバイトも行ったりしている中でやはり常識では考えられない体験を幾度となくしてきました。
人や風もない中で自動扉が勝手に開閉したり、エアコンの設定が誰も操作していない中で、夏場に暖房が入っていたこともありました。
有線放送の音楽が障害もないはずの中ぶっつり切れてしまう現象、警備ではある一定の場所で操作しないと検知されない緊急発生を知らせるベルが誤作動なのか鳴り響いて救急車や消防車が来てしまう騒ぎも経験しています。
私自身は怖い経験や不幸を回避するため、とある有名処の占い師(裏では霊能者)の方に何度か相談したこともありました。
その方は女性でしたが、身長も大きく体重も100キロ位と思われる体格をしていました。
相談何度目かの予約の際に、この女性から予約の当日に“非常に危険な案件に携わってしまった。しばらくお休みします。”という連絡を頂き心配していたのですが、連絡から約一週間後にこの女性の方は亡くなってしまいました。
その後知人から女性の話を聞いたのですが、一週間で人が変わったみたいに痩せこけてしまって精気を吸い取られるがごとく逝ってしまったとのことでした。
そしてたまたま知人繋がりから病室でとられた女性とその友人の方の写真を拝見する機会があり愕然としました。
あの体格の良かった女性が40キロとも思われる程小さくやせ細っている姿で写っていたのです。
いかに病気であっても常識では考えられない急激な体重減少とその先の“死”を考察した時に私は、あの女性が私に言い残してくれた非常に危険な案件は呪いや祟りの類としか考えられないものだと今でも思っています。
※コメントは承認制のため反映まで時間がかかる場合があります。