「地鎮祭」で体験した不思議な出来事
投稿者:陶芸参謀 (37)
これは僕自身が経験した不思議な話です。
今から約15年ほど前になります。
当時、僕は実家で暮らしていて、この実家というのがやや辺鄙な場所にあり、バスで移動しないと駅に行けないほどの距離にありました。
当時無職だった僕は、何かの用事で駅まで向かうことになり、実家近くのバス停からいつものバスに乗り込みました。
まだ午前中だったので外は明るく、平和な雰囲気が漂っていました。
バスに揺られ、20分ほど走った後のことです。
バスは赤信号につかまり、停車していました。
僕は窓際の席にいたので、頬杖をついて何気なく外を眺めていました。
いい天気だな〜なんてことを考え、ボケーッとしていた瞬間です。
突然、車内にピカッと光が差し込んだのです。
「なんだ今の光?」
と、僕は車内をキョロキョロと見回したのですが、同乗していたおばあちゃんやおじさんは誰も気がついていない様子でした。
まいっか…と再び外を眺めると、今度は「ビキビキィ!!」と激しい頭痛に襲われました。
僕は頭痛持ちではありません。
二日酔いや風邪をひいていたというワケでもありませんでした。
何事だ!?と思った瞬間、再び光が僕の目の前を通り過ぎていきました。
そしてまた頭痛が起こりました。
「痛っ…!」と声が出てしまうほどの痛みでした。
何か嫌な予感がして窓の外を眺めてみると、スーツを着た人間と白い袴を着た神職の人が空地に突っ立っていました。
彼らはそこで「地鎮祭」を行っていたのです。
お祓いをして邪気が払われ、その払われた邪気が僕の頭の中を通り過ぎていったのだろうか…
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