千葉県「雄蛇ヶ池」での恐怖体験
投稿者:TOHA (18)
これは私の叔父の同僚が体験した話です。
その方はアウトドアが趣味で、千葉県の「雄蛇ヶ池」という場所に友人とキャンプに行きました。
夜中、ふと目が覚めるとテントの外からがさがさという何かをあさるような音が聞こえてきたそうです。
これだけで不気味な感じがしますが、キャンプに慣れているその方は野生動物が夕食の残飯をあさっているのだとすぐに察したそうです。
しばらくすると、突然、野生動物が残飯をあさるのを止め、何かに驚いたかのような声を上げて逃げ出してしまったらしいのです。
何事かと思いつつ、ふと上を見ると、テントの上に何かが乗っていました。
そのことに気付いたのと同時にテントの布をすり抜けて、黒い手がその方の腕につかみかかってきたそうです。
あまりの恐怖に声を上げることも出来ず、腕をつかまれたショックでその方は気を失ってしまいました。
気が付くと朝になっており、テントの上の気配もなくなっていたそうです。
その方は一目散にとなりで寝ていた友人たちに夜中に起こったことを説明したそうなのですが、誰も信用してくれませんでした。
しかしながら、その方が腕まくりをすると、両腕には、まるで誰かにすごい力でつかまれたかのような手形のあざがついていたそうなのです。
雄蛇ヶ池は、千葉県でも有名な心霊スポットで、昔、この地に住んでいた娘が役人と恋に落ちたのに身分違いだったので結ばれることができませんでした。
失意のもとに身投げした結果、亡霊となって今も漂っているなどの怪談がたくさんあります。
叔父の同僚の方は、そういった話を知らずにキャンプをしてしまったようです。
アウトドアの際は、行き先が心霊スポットかどうかしっかりチェックすることをおすすめします。
とんねるずの「オ~ジャガジャガジャガ~、オジャガイケ!」を久しぶりに思い出しました