あれは高校2年生の時だ。家庭崩壊している時だ。
俺が所属していた後輩が俺に武器を向けた。ただの冗談だ。しかし、「あれ」は本気と思っていた。
後輩がどういう人間か教える。顔が何を考えているのかわからず、言葉が飛躍しすぎる。パソコンをいじるのが趣味で部屋においていたほど。
俺が所属していた部活よりパソコン部に所属したかったらしい。
で、俺が3年に上がった夏の日だ。後輩が死んだ。
火災による一酸化炭素中毒だ。
後輩はPCから発火した火災による一酸化炭素中毒で死亡。後輩の家の2階が黒ずんでいた。2階から発火したのだろう。
後輩の葬式は家の外で行われた。
同学年の生徒や先生たちが集まっていた。俺は偶然通りかかり出席した。
本当に葬式が行われ死んでいたこと。
先生に尋ねたが本当だった。冗談ではない。理解が追いつかなかった。
高校3年の時に大きな影を落とした。
大人になってから後輩の家の外壁が直された。しかし、後輩はもういない。
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