最近投稿した『誰もいない脱衣所』とは別に、あの共同浴場には もっと前から少し違和感がありました。
浴槽は、元々今より広かったのを右側だけ削ったような、いびつな形になっているんです。
その分、浴室の右外側には曲線の空きスペースができており、洗い場の延長でありながら そこだけタイルではない。
何故かセメントで埋められていたんです。
また、浴室全体と不釣り合いに広い。
最初に見た時「妙だ」と気になりました。
その話を食堂で晩飯の時にしたら、同じ食卓にいた寮生の一人が、
あそこは昔、泥酔い状態の寮生が深夜に浴槽内で亡くなった場所だと教えてくれました。
浴槽を削って空いたところをセメントで埋めたのは、その後らしいと。
しかもその人は、学生時代ラグビー選手で体格もかなり良かったそうです。
その時は、ホントが嘘かはともかく 嫌な話を聞いたなと思っただけでした。 しかし後になって、まさか!と思った出来事があったんです。
そうです。あの朝5時前後の脱衣所で起きた事がまさにそれでした。
同期以外誰も入ってきた気配がなかったのに、私が上がるまでの僅かな間に、今さっきそこにあった部屋着と下着がキレイに消え、畳まれて戻ったあの不可解な現象。
浴室から上がった直後、内心 衝撃が走りました。『部屋着が消えた、戻った、お経の札』だけではない+αのせいで。
今や映像は薄らでも、その時の衝撃は感覚として決して忘れない。
その+αとは…。
一番上に置かれた部屋着は、襟付きのボーダージャージだったはずです。


























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