高校生の時、Kという同級生がいました。Kは重い病気で手術が必要なため休学となりました。
高3の時にとうとう自主退学。そして、卒業して数ヶ月後に友人から亡くなったと電話が来ました。
月日が流れ、Kの事も頭から薄れつつあった大学3年の時に、それは起きました。
バイトで遅くなり駅のホームで終電を待っていると、母校の学ランを着た高校生が1人ホームに立ってました。顔をみると、何とKでした。
出たぁ!と思うや否や、Kが『久しぶり。元気にしてる?』と話しかけてきたんです。私は唖然とし「死んだんじゃないの?」と聞いてしまいました。
Kは『勝手に殺すな。』と怒りました。実は手術は成功。母校を一度は辞めたものの再度2年から編入し、今受験勉強中との事でした。噂が噂を呼び、Kが死んだと誤認識してしまったようだと謝り、Kと別れました。
帰宅後、友人に電話しました。すると「お前 何言ってるんだ!?」と予想通りの返答でした。私は「だから死んだというのは誤報で… と繰返し話しました。
友人は『Kは間違いなく死んでいる。 葬儀にも出たんだぞ。おまえ怖いよ。』と言って電話を切りました。
その時私は、思い出してしまったのです。
私は終電に乗った。
Kはホームにいたのに終電に乗らなかった。
そしてもう一つ
私の母校は卒業する時に、学ランからブレザーに変更になった事を…。
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