道祖神という神様がある。
うちの近所によく立っている。町や区界に立っているのが基本だが、当たり前すぎてなかなか私も調べる気が起きなかったことは告白しておかねばならない。
しかしあえて調べてみるといろいろ面白いことがわかった。まず、長野県安曇野に道祖神が多いこと。さらにルーツをたどると福岡の志賀島の大ワダツミ神社という神社が本拠地であることがわかる。金印が出土した場所だ。奴国があった場所だろうか。
安曇野には穂高神社という神社があってこれも面白い歴史を残している。七世紀頃九州から海人族が移住してきて開拓し棲みついた…それが安曇野だというのだ。
金精神は関東から東北にかけてあるおそらく豊穣神で、原始時代の石棒にルーツがある。栃木県などでは道祖神と金精神が習合している。
北海道のオホーツク海周辺を起点に発見されたオホーツク文化はカムチャツカなど北方狩猟民の文化と関わりを持ちながらアイヌ文化の基礎をなすとも言われている。古代の東北人とアイヌとのあいだには何らかの文化的な関わりがあるのだろうか?アイヌの一集団ハエクル、シュムクルは本州にルーツがあるという昔話をもっているという。
被差別部落やサンカ、土蜘蛛族、などはいずれも縄文時代にルーツがあり、天皇家が列島を支配するにつれて歴史の主役からこぼれ落ちた人たちなのではないか、そしてその血筋は今も連綿と続いているのではないか?例えば私やあなたの中に。そんな気が私はしている。



























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