8月の中盤、俺は死んだ友人aの葬式で地方にある友人の実家に来ていた。aは地方の病院に勤めいて、親族にも尊敬され友人も多く結婚を予定していた彼女もいた。
しかし、交通事故で29歳という若さで死亡した。ただ、なにかおかしいのだ。aの葬式には両親と彼女に親戚だという人が数名にaと1番中が良かったbそしてaの弟がいるだけだった。しかも、その場にいる奴らが俺とb以外誰も悲しむ素振りがない。ただその場には妙な緊張感があった。おかしいのはそれだけではない。葬式は夜遅くに始まり11時頃に棺桶が運び出された。棺桶を載せた車に、俺も自分の車にaの弟とaの彼女さんを乗せついて行く。
だれも何も言わずに数分がたち、目的地に到着した。そこは、黒く淀んだ不気味な湖だった。そういえば、俺はここを知っている。昔親戚の誰かが死んだ時に両親に連れてこられたところだ。その時に死んだやつの友人が行方不明になったこともあり、俺はこの場所が好きじゃない。なんて考えていると棺桶はそこに沈められていく。やはりおかしい。俺が知らないだけでこんな方法があるのか?そう思っていると、aの彼女さんが少し着いてきて欲しいと言うので、俺は不思議に思いつつもついて行くことにした。少し歩いたところで俺は突然湖に突き落とされた。俺が必死に起き上がろうとしても、まるで中に引き込まれるようでどんどん沈んでいく。すると、bが現れて、俺の腕を引っ張りあげ助けようとする。
すると兄貴の彼女さんは驚いた様子で、
「ダメ!やめて!」という。bは何とか俺を湖から助け出したが、bが代わりに湖へと落ちてしまった。bは助けるまもなく湖へと勢いよく引き込まれる。bが見えなくなり俺の意識が朦朧としてくる。
俺が意識を失い倒れる中で、最後に聞いたのはaの声で放たれた
「なんでお前生きてんの」
という言葉だった。
























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