私の中学校は日本でも有数のマンモス校だった。
生徒数1,000名超。一学年350名あまり、1クラス35名超だった。
私は小さい小学校の卒業生で、小学校は1クラスしかなかったので、みんなと仲良かったが、卒業して離れ離れとなり、私は中学校入学とともにマンモス校に、馴染めず大人しくなった。
中学校2年の時、陰キャグループは陰キャグループなりに、陰キャ女子グループと交流があった。
しかし、陰キャ女子グループの中にも、かわいい子はいて、仮にその子をみくちゃんとする。
みくちゃんは、その見た目から、クラスからも人気があり、陽キャからも話しかけられたりしていたが、あまりに大人しいため、陽キャは離れていった。
私達、陰キャグループ通しの交流で、私とみくちゃんはそれなりに仲良くなっていった。
当時は携帯電話はクラスに一人か二人持っていればいい方で、陰キャの私達はもちろんそんなものは持っていなくて、私とみくちゃんは交換日記をすることになった。
携帯電話がない時代でも交換日記なんて、相当恥ずかしい行為で、陽キャグループに見つからないように、慎重にした。
3ヶ月も経った頃だろうか?
みくちゃんが私に話があるからと、放課後一緒に帰ることになった。
校舎を一緒に出ると見られていた時に冷やかされると思った私達は、人目につかない公園で待ち合わせをして、そこから帰った。
「あのさ…」
みくちゃんが沈黙の中、口を開く。
「う、うん…」
「私のことどう思う?」
「ど、どうって?」
「………」
みくちゃんは、沈黙のまま数歩歩いて、私を見て、
「私と付き合ってほしいの…」
そう言った。
私は驚いてしまって、いいとも悪いとも言えずに、
「急すぎて、ごめん!また、返事する!」
そう言って帰宅した。
私が心臓のバクバクご止まらなくて、嬉しくて、次会ったらオッケーしようと決めていた。
しかし、時間が経ち、冷静になると、別なことが頭をよぎった。
まさか、罰ゲーム?
交換日記を見られて、陽キャグループから脅されて言われてるとか?
オッケーすると、そんな訳ないだろ!なんて、陽キャグループからからかわれるのか?
次の日学校に行くと、何も言ってこないみくちゃん。
やはり罰ゲームだったのか?
交換日記は私のところで止まっているが、まわす気にもなれない。
3日後、たまたま二人きりになる。
みくちゃんが口を開く。
「考えてくれた?」
「う、うん。せっかくだけど、ごめん」
「そっか。」
私はすっかり罰ゲームだと思いこんでいた。周りを見渡す。しかし、誰かに見張られてる気配もない。あれ?ただの告白だったのか?だったら!いや、今更…でも、またいずれかチャンスが…。
しかし、1ヶ月も経つと、俺の唯一と言っていい親友がみくちゃんと付き合ったことを知る。
私は人生で最大級のショックを受けた。
その後、みくちゃんとその親友は交際を重ねて、3ヶ月くらい経っただろうか?
親友が俺にここだけの話なんだけど…と切り出した。
「俺、今日みくちゃん家に行くんだ。」
更にショックを受けた。中学生にとって、女の子よ部屋に入るなんて、夢の中の夢だ。
その日、帰宅した後、今頃何をしているのだろうか?そう考えられずにはいられなかった。
翌日、学校に行くと、親友もみくちゃんも欠席だった。
私は唯一の親友がいなくて、一人で過ごしていると、珍しく陽キャの一人が話しかけてきた。
「お前、知ってるか?」
「え?何を?」
「みく、人が死ぬところみてみたいっていって、お前の親友バットで殴りまくったらしいぞ…」
























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