昔々あったとされる名前も知られていない山奥の村には奇妙な掟があった。
新月の夜は窓を閉め切り扉も固く閉じ悲鳴が聞こえても外に出てはいけないそれは死者が人をあの世につれていくため家から出そうとしているというのだ。
そんな村に家族と越してきた一人の少年「瑛太」はその掟がどうしても気になってしまい外を見ようと起きていたが父親に見つかり布団で寝ろと言われ渋々寝床に戻り眠りについたが普段なら月がてっぺんにのぼっているような時間に女性のような甲高い悲鳴で飛び起き再び寝付くことはできず両親が寝ていることを確認しこっそりと家を抜け出した。だが家を抜け出しても霊らしきものは見えず村長と村の狩人2人の3人が松明を持って見回りをしているだけだ。瑛太は見つからないように物陰に隠れながら村中を散策していると友達の倫太郎も外に出ているのを見たが隠れずに歩いており小声で「隠れろよ」と言ったが無視し「霊なんていないって」といい瑛太は村長たちに見つかるという意味で言ったのだがうまく伝わらず倫太郎は去っていった。そのあともこそこそ隠れながら歩き回ったが何も見つからなかったのだが倫太郎と出会って一刻しないうちに今度は子供のような悲鳴が再び聞こえこっそりと遠くから見ると倫太郎が村長たちに見つかり見たこともない形相の村長に引きずられていっているのだ。瑛太は怖くなりすぐに自分の家に帰ったあと子供、男性、女性の3つの悲鳴が響き渡り次の日から倫太郎と倫太郎の両親はいなく村長と村民はまるでいなかったかのように振る舞い子どもたちが倫太郎一家のことを聞いてもそんな一家はいなかった。と言い切る光景を不気味に思った瑛太は親ならわかってくれると思い夜に出歩いたことそこで見たことを告白した。父親は「次の新月にはちゃんと寝ていなさい。」というだけでその話はあっさりと終わった。これは私が見聞きしたお話なのですが「その次の新月には子供の悲鳴が響いたそうですよ。」ではこれにて怪談百物語”参”終わります。
























江戸以前の話であり伝承にも記録にも載っていないそうですよ。