否定したはずのもの

# 議事録：漂流宇宙船対応会議（抜粋）

出席者：
各国代表、学術機関統括、宇宙開発企業連盟、軍事顧問

議題：
全乗員死亡が確認された宇宙船《＊＊＊》の処遇について

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【報告事項】

・当該宇宙船内に生命反応なし
・外傷、戦闘痕跡、事故痕跡なし

・死因は全員「不明」
・既存科学理論、医学、物理法則に照らし、原因を特定できず
・無人探査機による接近調査は全機ロスト

本件に関し、幽霊・怪異・未知生命体の可能性は
いずれも現行科学の定義上「存在しない」と判断される。

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【協議内容】

一、破壊案について

・完全破壊により事象が停止する可能性がある

・一方、破壊行為が新たな影響を引き起こす恐れを否定できない
・破壊後の影響範囲は予測不能

結論：リスクが高く、実行は見送り

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二、放置案について

・現在、追加被害は発生していない
・当該宇宙船は自律航行しておらず、漂流状態
・刺激を与えなければ現状維持が可能との見解

・ただし、長期的には軌道変動の可能性あり
・将来的に居住星系へ接近・衝突する恐れを否定できない

結論：暫定的に有力案とする