林間学校で起こった怖い話

これは僕のゲーム仲間であるA君が通っている小学校で行われる林間学校で起こった怖い話である。林間学校が始まって、二日目の夜、8名の男子生徒たちが夜、宿泊施設を抜け出して、肝試しをしていた。彼らは肝試しの最中、赤いワンピースを着た女性が現れた。生徒の一人が赤いワンピースの女に近づいた。生徒は悲鳴を上げながら驚く、なんせ赤いワンピースの女の首がないからだ！マジものの恐怖にかられた生徒たちは逃げ出した。肥満体質の生徒がこけた。他の男子生徒たちは肥満体質の生徒を無視して、逃げた。すると背後から、首がぶち渕引き抜かれる音と肥満体質の生徒の悲鳴が聞こえた。男子生徒たちは一目散で宿泊施設に戻った。宿泊施設では先生たちがマリファナと酒をキメていた。ある生徒が
「山の中で赤いワンピースの女に襲われたことを言おう」
と言ったが、他の生徒が
「お前、正気か！？深夜に肝試ししたのがばれたらセンコーにナイフで耳を削がれるぞ！」
と抗議する。他の生徒たちも
「首のない赤いワンピースの女の事は黙っておこう。S太(前述の肥満体質の生徒)が行方不明になっても、知らぬ存ぜぬを貫き通すんだ」

「つーか、S太は以前からマジで糞ムカついていたし、死んでくれてせいせいしたよ」
「そーゆー所は赤いワンピースの女、GJだよな！S太の間抜けな死に様はダウンタウンの漫才に匹敵するくらいのギャグだよな！」
「そいつぁ、いえてらぁ」
「HAHAHAHAHAHAHA！！！」
と言う声も上がっていた。生徒たちは先ほどの恐怖から逃れるため、先生たちが使用しているマリファナをくすねる。どうやら、先生たちはラリラリ状態で生徒がマリファナを盗んでいる事に気が付いていないようだ。部屋に戻った生徒たちはマリファナをキメて、ラリラリになった。その時、部屋の窓からを破って、首のない赤いワンピースの女が宿泊施設に侵入してきたのだ。首のない赤いワンピースの女は宿泊施設にいた生徒や先生たちの首を次々ともぎ始める。次の日、林間学校に参加していた生徒と教師たちは全員、首なし死体として発見されたそうだ。未だに生徒と教師の首は見つかっていないとの事である。

これもA君が通っている小学校で起こった話である。この小学校には生徒指導室と言うものがあった。ある生徒が教師、D元に体罰を受けていた。体罰の末、生徒は死亡した。教師たちは生徒が体罰で死亡した事に関して話し合いを始めた。幸い、生徒は児童養護施設の子なので生徒の死体を焼却炉で燃やし、死体を灰にして処分したのだ。それから、数週間して生徒指導室で男の子の呻き声が聞こえるという噂が流れた。D元が生徒指導室を通りかかった時、男の子の呻き声が聞こえた。怒り狂ったD元は生徒指導室に入った。すると、そこには死んだはずの生徒がいたのだ。D元は悲鳴を上げる。D元の悲鳴を聞いた同僚の教師たちが生徒指導室に入ったら、全身大やけどして、瀕死の重体に陥っているD元がいたのだ。世間体の事を気にした校長や教頭、同僚の教師たちは瀕死のD元を生きたまま焼却炉で燃やして、そのまま処分したそうである。

終わり