訪問営業
投稿者:うめ (2)
長編
2021/03/02
10:41
25,825view
ある日、俺は発熱があったため
このご時世ということもあって家で寝ていた。
俺は実家暮らしで両親と暮らしていた。
住んでいるのは所謂ベッドタウン。共働きの家庭が多いため昼間はほとんどどの家も留守になっている。
ピンポーン
静かな住宅街の為よく聞こえた。
インターホンの後何かボソボソと男の声がする。
ああ、また訪問販売か
この住宅街は留守が多いにも関わらず
知ってか知らずか訪問販売の業者がよく来る。
今回も例に漏れずその訪問販売のようだった。
隣の家に声をかけている様だ。
このご時世で誰が訪問販売の相手なんかすんだよ
そう独り言を呟いて俺はまた眠りにつこうとした。
ピンポーン
今度は俺の家のインターホンが鳴った。
当然居留守だ。
ピンポーン
1度目のインターホンから間髪あけずに2度目のインターホンが鳴った。
いやいや、もし仮に家にいたとしてこんな間隔でインターホンを鳴らすのは失礼だろう
そう思いながらまた居留守を続けることにした。
ピンポーン
この話は怖かったですか?
怖いに投票する 66票
全然意味わからないけど怖い…
よくわかんないけど怖かった
画像付きインターホンならほぼ画像残るよな
ひどい!何かなんでも買えれば買わない!
最初は誰にでも起こりそうなヒトコワ話系かと思ったら理不尽な悪夢話系のホラーだったのに驚いた
後半の不条理展開は少しだけ筒井康隆のホラー短編っぽさを感じた
訪問した男は坂田さんの名前を語っただけかも。
坂田さんに何か恨みでもあったのかもしれませんね。