少し怖い不思議な夢の話
投稿者:わかめ (10)
短編
2022/07/20
13:22
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誰でも絶対見る夢ですが内容はほとんど覚えていないのが普通だと思います。
自分もほとんど覚えていないのですが、中学生の時に見た不思議な夢だけ今でも覚えています。
その日もいつも通りに寝たのですが夢の中に小学校の頃に病気で亡くなったおばあちゃんが出てきました。
場所も見たことない河原のベンチで、そこに2人で座りながら色々話していました。内容は覚えてないですが、笑いながら話していたので楽しい話をしていたのかなと思います。
楽しく話していたのですが、おばあちゃんが急に真顔になり「そろそろいかんとあかんわ」と行って立ち上がりました。
自分も「どこ行くん?」と言ってついていこうとしたのですが、おばあちゃんに「ついてきたらあかん」と止められました。
おばあちゃんに「え?なんで?」と聞いたら「あんたはまだ来るの早いから戻りなさい」と笑顔で言われました。
自分が「どういうこと?」と言ってる間に身体が動かなくなり、歩いて行くおばあちゃんを見ながら夢から覚めました。
起きた後も夢をハッキリ覚えていて変な感じだったので、気になって母親にそのことを話すと「あんたもしかしたら助けてもらったんかもなぁ」と言われました。
その時はよくわからなかったのですが、今考えるとあれは三途の川でおばあちゃんは川を渡ろうとしてた自分を助けてくれたのかなと思います。
あのまま渡っていたらとおもうとちょっと怖くなる不思議な夢でした。
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