この話は特に怖くもないし、文章も拙いので読みにくかったら申し訳ございません。
先日、私の知人からとても不思議なお話を聞いたので、ここに見に来ている皆さんにもお話させていただきます。
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これは私が中学校の音楽の先生をしていた時の話です。
私は幼いころからピアノを習っており、音楽の専門学校を卒業するタイミングで教員免許を取得し地方の中学の音楽教師として従事していました。
生徒たちも素直でいい子たちばかりで、素敵な環境と大好きなピアノに囲まれてとても充実した日々でした。
当時私は婚約もしており、仕事もプライベートもとても充実していたことを今でも鮮明に覚えています。
とある大雨の日でした。
私は家から、中学まで自転車で通勤していました。
朝からかなり雲行きが怪しく、今にも雨が降りそうだったのを覚えています。
通勤用のリュックに折り畳み傘を忍ばせて、学校に向かいました。
HRの時間にはすっかり土砂降りでした。
近くの河川が氾濫の恐れがあるため、急遽午後の授業はなくなりお昼には生徒たちを送りました。
傘をさして帰る女子生徒、傘もささずふざけあいながら帰る男子生徒たち、相合傘をするカップルなどを横目に私は職員室に戻りました。
明日以降も臨時で学校がお休みになる可能性があるため、連絡網を使い保護者の方々に手分けして電話をしました。
ひと段落ついたのは、16時頃だったと思います。
教頭先生から教師たちも帰宅の指示があったため、私は足早に学校を後にしました。
今思い出しても、後悔しかありません。
普段の通勤路だったからか、雨が少し落ち着いたからなのか。
私は、リュックに忍ばせていた折りたたみ傘を右手に持ち、そのまま自転車に乗って帰路につきました。
危ないですよね。
特に用事があったわけでも、急いでいたわけでもなく「大丈夫でしょう」と軽い気持ちでの行動でした。
皆さんの中にはこんな危ない行動をされた方は少ないでしょうが、傘を差しながら自転車を運転すると視界は若干遮られ、片手でのハンドル操作はかなり困難でした。
交差点の青信号を渡ろうとしたときでした。
歩行者に気づかず私は転倒してしまいました。
傘を持ち、片手で操作していたからなのか、転び方が悪かったらしく、高速に回転する前輪に私の左手が巻き込まれてしまいました。
転んだ痛みよりも左手の痛みが激しく、見てみると血まみれで左手の小指だけがありませんでした。
運悪く、間接の根元からちぎれてしまったと後に病院の先生から聞かされました。
私は、通行人の方に救急車を呼んでもらい、すぐに病院にかけつけました。
指の切断に関しては、切断後にすぐに手術をすると再びつなぎ合わせることができるのらしいのですが、私の小指は現場に駆け寄った警察の方が、いくら探しても見つからなかったといわれました。
あの大雨だったので、雨と一緒に排水溝に流れてしまったのではないかとのことでした。
切断された指をつなぐには、その指が清潔でなくてはいけませんが、排水溝に流れてしまったということであれば状況は絶望的でした。
小指を失った以上に私を苦しめたのが、大好きだったピアノがもう弾けないということでした。
私の左手は、小指の切断以外に、薬指と中指の神経を痛めてしまい左手を満足に動かせなくなってしまいました。
私は精神的に参ってしまい、教員も休職しました。
その時に、当時婚約中だった彼がとても親身に寄り添ってくれました。
私は深い絶望の中でも必死に生きました。
事故が起きてから半年ほどが経ったある日でした。
当時婚約中だった彼から、籍を入れようと話を持ち掛けられました。
私はこんな不自由な身なのにいいのかと、何度も聞きました。
彼は、俺が一生私が笑っていられるようにするから、一緒にいようと笑っていってくれました。
そこから半年後、待望の式を挙げました。
式には私が当時勤めていた中学の教え子たちが来てくれました。
教頭先生と校長先生に落ち着いたらまた戻っておいでと、生徒たちも待っていると言われたときには声を出して泣きました。
そこからすぐに、私の妊娠がわかりました。

























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