慰霊碑に意識を向けた後の違和感
投稿者:金剛 (12)
第二次世界大戦の爪跡を知らずに育った世代でも、戦争後の慰霊碑などを見聞きする機会が訪れることもあるものです。
そして、その慰霊碑は意外と近くに存在していることも。
あれは子供の頃から通ったことのある交差点で、大人になってから体験した出来事です。
その日買い物に行く途中でした。
赤信号で止まっていたとき、何故か斜め前にあるコンクリートの高架に目が行きました。
そのコンクリートの壁をジーと見てしまいました。小さな穴が数カ所見えます。その下周辺には、お供えもののお花と石碑。
交差点付近のために、交通事故でもあったのだろうか?と不思議に思っていたら、青信号に変わりました。そして、車を走らせて帰宅。
帰宅後急に体がだるく感じたために少しベットの上に仰向けになることにしたのです。いつもと同じ行動のわりには疲れているな…と思いながら。
しばらくすると、急に意識が薄れた様子で眠ったようなのです。ほんの30分程度で目を覚ましました。
体がだるくて横になり、金縛りのように動きません。その時今日の交差点付近で感じた気持ち悪さを思い出しました。通り慣れた道であることや、霊現象には疎いから無縁だと思いながら。その後は特におかしなことは感じません。ですが、何かがついてきたような、不思議な疲れは感じたのです。
そこで、私は後日地元の図書館へ向かいあのコンクリートの高架下の慰霊碑について調べて見たのです。
そこは第二次世界大戦で猛攻撃された場所ということでした。
私にはその当時の状況を想像することもできませんが、とても悲惨だったのだと思います。
意識を向けると感じやすい体質かもしれないと、その時初めて経験しました。
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