エレベーターで消えた男性
投稿者:とろとろ (22)
だいぶ前の話になりますが。仕事であるビルを訪れたときのことです。
そのビルは6階建てのビルで、私は4階にある取引先の会社を訪れる予定でした。ビルにつき、エレベーターで上に上がろうと待っていたら、ちょうど60代くらいのサラリーマンもエレベーターに乗ろうと、一緒に待つことになりました。
エレベーターが1階に到着し、私はそのサラリーマンの男性と二人でエレベーターに乗り込みました。
私は4回を押し、男性は最上階の6階を押し、エレベーターが閉まり動き出しました。
チンとエレベーターが着いた音がして、私はドア上の階数を見もせずに当然4階に着いたものと思い、エレベーターを降りました。男性は6階に行くのが分かっていたため、そのままエレベーターのドアは閉まり、上に動き出す音がしました。
私は4階にある取引先の会社に行こうとしたのですが、その会社が見当たりません。何度も訪問したことのある会社ですし、4階にはその会社しか入っていないので、ない訳がありません。
私は不思議に思い、来た道を戻りエレベーターの前に着きました。
そうしたら、そこは4階ではなく6階だったのです。
エレベーターもそこに止まっていました。
私は4階のボタンを押したはずなのに、なぜ4階ではドアが開かなかったのか。そして、一緒に乗っていた男性はどこに行ってしまったのか。
彼は4階では降りずにドアが閉まり、まそのままエレベーターに乗って行ったはずなのに。
とても怖い不思議な出来事でした。
このくらいが実話っぽくてすき
エレベーターって階数ボタン二回押すとキャンセルとか、あるよね。メーカーによってキャンセルの仕方は色々だけど、
おじさんが間違って四階キャンセルしちゃって、六階に着いた。
作者が六階に降りたけど、おじさんは何らかの理由で六階以外の階に移動するためエレベーターに乗り続けた。
こんな可能性はゼロではないでしょうか?