おばあさんの水子

私の姪っ子の不思議な話を投稿したいと思います。

私の父の実家は北海道で、1年に1度夏休みに遊びに行き、墓参りに行きます。

昨年は姉の子供が1歳半になったので、姉家族と私とで祖父母の家に遊びにいきました。

例年のように、お墓参りに行ったのですが、祖父母の祖先が眠っている墓は団地墓といって、お寺の建物の中に多数の墓が団地のように並んでいるお墓でした。その時、普段はめったに泣かない姪っ子は「怖い、怖い。」と泣きわめきました。普段、墓参りというと外のお墓にしか行ったことがなかった姪っ子なので、泣いているのかと誰もが思っていました。

所が、その日以降、姪っ子は夜中「怖い、怖い、やめて。」と毎晩夜泣きをするようになりました。最初は初めての飛行機での遠方への旅行だったので、興奮しているだけなのかと思っていましたが、1カ月近く続き、姉夫婦も私は何かおかしいと感じるようになりました。

近くにたまたま有名な除霊士さんがいると聞いて、興味本位で姪っ子を連れて行きました。すると、その除霊士さんは「この子にはおばあさんの水子の霊がついています。あまりにも幸せそうにしているので、やきもちを焼いてついてきてしまっています。」と言われました。

確認してみると祖母は確かに父を生んだ後、1人流産しており、お参りにいった団地墓で供養してもらったの話を初めて聞きました。

それまで、霊を信じていなかった私ですが、自分自身も知らなかった事を見抜いた除霊士さんを目の当たりにし、本当にいると思うようになりました。