白いモヤと黒いモヤが迫る宿泊所の恐怖
投稿者:ぷーさん (30)
短編
2020/12/29
20:51
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「どうしたの?慌てて」
「んん、なんでもない」
席に着いてご飯を食べました。
そして、どうも気持ち悪いので、寝室へと行くことにしました。
2階にはベッドのある部屋が2部屋あり、私は1人で寝ることにしました。
そして、ベッドに横たわった私は、「さ、寝よう」と思い、布団に潜り込むと…
誰かがベッドの周囲を歩いているような気がしてなりません。
「なに?」
恐る恐る布団から顔を出すと、そこには白いモヤ、いえ、人の形をした黒いモヤが立っていたのです。
「やだ、こっちに来ないで」と必死に伝えようとします。
でも、声が出ません。
容赦なく、黒いモヤはこちらに近寄ってきます。
私は恐怖で意識を失ってしまいました。
次の日。
外に出た私は、振り返りませんでした。
その理由は、人がこちらを見ている気配が凄くしたから。
2度とあそこには泊まりたくないなと思った体験でした。
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