東尋坊と子ども
投稿者:レイコー (5)
会社の先輩と福井の温泉へ旅行に行った時のお話です。
チェックインまで時間があったので周辺観光地の東尋坊を散歩してから宿泊した温泉に向かいました。温泉の建物はお世辞にも綺麗とは言い難いのですが、お部屋は改装したばかりで木の香りがとても心地よく癒されました。
露天風呂も海の近くなので真っ暗な波の音を聞きながらゆっくり入れました。
お料理もとても美味しく贅沢なカニ料理をたくさんいただきました。
夜も更け、眠かったので私は先に寝てしまったのですが、夜中に目が覚めてしまいました。
先輩はベッドサイドランプを点けたまま寝てしまっていたのでランプを消し、もう一度眠りにつき始めた時です。
横向きで寝ている私の右腕に重さを感じました。
重さは小さな幼児くらいの子に座られている感覚でした。
同時に金縛りにもあっていたので動くことができませんでした。
私は旅行先で、よく不思議体験をするので今回も、あーまたでたよ。と思いながら、東尋坊の上から親子で自殺した子なのか、座敷童なのかと目を閉じたまま考えたのですが睡魔には勝てず眠ってしまっていました。
朝起きた時には金縛りもありませんでした。
美味しい豪華な朝食をいただきながら、先輩に夕べこんな事があったんですと話しても先輩はゆっくり眠れて、何ともなかったようです。
私はいつも体験している最中は睡魔が一番みたいなので何も怖くないのですが、朝起きて考えてみると怖い体験だったなとよく思います。
もし、目を開けていたら・・・。
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