貞子のような女
投稿者:silen (4)
妊娠していた時、3階建てのマンションの2階に住んでいました。
東京都内の築20年2LDKの40平米徒歩10分の家賃が8万2階の角部屋。
その駅の相場から考えると相当安く、不動産が言うには、1年間なぜか空き部屋でどうしても住んでほしいので安くしていると、事件自己が1度も起きていないと、おそらくエアコンが付いていないのでそれも理由かもしれないと聞きました。
子供も産まれるので広い部屋に引っ越したかったので、内見して変な空気は感じなかったので、私たちはその部屋に決めました。
引っ越し日東京は、記録的大雪で引っ越しのトラックが3時間遅れ暖房器具もカーテンもない部屋で3時間近くいたため、引っ越しの次の日私は高熱を出してしまいました。
2LDKの1部屋は、和室で今時珍しく大きな押し入れがありました、熱で苦しいのですが妊娠しているため薬が飲めず 熱はなかなか下がりませんでした。
高熱から3日目やっと意識がはっきりしてくると、押し入れから貞子のような女性が出てくるように見えました、
あーまだ夢を見ているなーと思っていました。
その女の人は、貞子のように這いずりながら私の足元から布団に入ってきました。
あー重い。降りてほしい。どんどんその女の人は、私の顔の方に上がってきます。
あー赤ちゃんが潰れてしまうとやめてほしいと思った時。お腹を中から蹴られる感覚がありました。
その胎動にびっくりしたの気がついた時には貞子のような女は、消えていました。
その家に2年住んでいたのですが、生まれた息子は押し入れの方をよく指さしたり、押し入れに向かって笑ったり、私と旦那は金縛りに何回もあったり、廊下をだれかが通る気配を感じたり突然シャワーが出たり、色々ありましたがなぜか悪いものには感じなかったので不思議と恐怖はありませんでした。
そのマンションは今も実際にあります。
子供に何も無いのがまだマシでしたね。