壊れた友人
投稿者:音松 (11)
私はこの状況に対して寂しいなどという気持ちはありませんでした。
むしろ清々しい気持ち。
友人と音信不通になっていたのは約2年程で、その間に友人の出産と私の結婚がありました。
結婚をしたことをあえて友人に連絡せず、いつか連絡が来たら言えばいいやと思っていました。
それから数ヶ月程が経過し、「久しぶり!」と友人からメールが届きました。
お互いの近況を報告し合い、私は結婚をしたことも言いました。
本音はどうか分からないが友人は結婚報告に喜んでくれました。
でも、なんだか全てのことを知りたがる感じだでした。
結婚報告をした後、「学生時代から付き合っていた彼氏だよね?」「妊娠したの?」「今後仕事はどうするの?」「結婚をしたからもう一緒に住んでるんだよね?」などと色々質問をしてきたのです。
普通は「結婚おめでとう」と終わるケースが多いのに…ちょっと恐怖を感じました。
結婚をしてから3年目を迎えても中々授かることができなかった私たち。
妊活歴3年目。
友人には妊活をしているという話をしたことがあったのですが、それがいけなかったみたいです。
毎月のように「今月は生理きた?」と聞いてくるのです。
私はこれがすごくストレスでした。
そしてある日から「排卵日はいつ?」とまで聞いてくるようになったのです。
友人としても人としてもデリカシーがなさすぎる質問だと私は感じました。
これからも友人として関わっていくことがすごくイヤになった瞬間でした。
友人は私の夫に何度かあったことがあります。
でも、仲が良いというわけではなく表面的な世間話をする程度。
それなのに「旦那さんって年収いくら?」「ボーナスってどのくらい貰ってるの?」「毎月どのくらい貯金できてる?」などと主人の金銭事情を私に聞いてくるようになりました。
そしてアパートに住んでいた時は「家賃いくら?」「毎月どのくらい出費してるの?」と聞いてきたり、一戸建てを購入すると決まれば「子供が居ないのに一戸建て買うなんて勿体なくない?」「いくらで買ったの?」などといつも以上にデリカシーのない言葉を友人は言ってきます。
明確な日は覚えていませんが、社会に出て働くようになってから友人の幼稚さ、デリカシーのなさが目に付くようになり、関わっていることに対しての恥ずかしさも感じるようになりました。
だから一戸建てへの引っ越しを機に私は友人の連絡先を消して二度と連絡を取れないようにしたのです。
アパートは友人が何度も遊びに来たことがあったので連絡先を消すだけでは甘いと感じました。
だからこそ心機一転として場所を教えていない一戸建てへの引っ越しの際に友人の連絡先を消しました。
一戸建てに引っ越しをしてから1年程が経過した頃、いつも通りスーパーに買い物へ行ったら友人が居ました。
それも無理はありません。
市内での引っ越しだったので。
友人に気が付かれないように私はササっと買い物を終わらせてバレる前に帰宅しようとしました。
怖いし甘いね。
アンチストーカー気質なのかな?
フリーターでも時間が不規則な仕事はたくさんあるし、なんか他人を見下してるみたい