先祖に呼ばれた不思議な話
投稿者:龍磨 (1)
今回お話しさせていただくのは私が中学3年の頃に起きた不思議なお話です。
今から7年前、私が中学3年生の時に母方の祖父がすい臓がんで亡くなりました。私は6歳の頃に両親が離婚しており、母に引き取られた関係もあり母方の祖父母にはとても可愛がられ私も祖父母が大好きでした。
祖父が亡くなり通夜や葬式が行われるまで母方の実家に一週間ほど滞在することとなりました。その後何事もなく式は終わりお骨になった祖父をお墓に埋葬し、実家へと帰りました。
その日の真夜中のことでした、私は急にトイレがしたくなり起き上がったのですが、私の部屋は2階にありいつもは2階のトイレを使うのになぜかその日は1階のトイレへと行きました。
用を足し二階へ戻ろうとした時、なぜか誰かに呼ばれているような感覚になりました。そして真っ暗な中一切何も考えずに仏壇のある部屋へと行きました。
不思議なことにこの時トイレから仏壇の部屋まで歩いた記憶が一切なく恐怖心も何も感じておらず、気づいたら仏壇の部屋の前に立っていました。
そしてそこに数分立っていると急に足の先端からゾワゾワゾワゾワと急に物凄い恐怖心を感じ逃げるように二階へと戻りました。
この話を母にすると、祖母はあなたのことが本当に大切で大事にしていたから会いたかったんだろうねと言っており、あの部屋にはきっと先祖の方々と祖父が私を待っており、急に皆が近づいたから物凄い恐怖心を得たのだなと思いました。
このような不思議な体験は母方の実家では初めてで、それから現在まで1度も同じようなことは起きていません。でも心のどこかでもう一度呼ばれたい、そう思っている私がいます。
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