2014年の夏。
たくや(12歳)は、
母の実家に家族で泊まりに来ていた。
そのとき、
従兄弟の家族も来ていた。
まもる(5歳)。
一人っ子のたくやにとって、
弟のような存在だった。
会えば、
いつも一緒に遊んでいた。
母の実家は広い。
六畳と八畳の、
続き間がある。
その六畳間で、
二人が遊んでいたときだった。
さっきまで騒いでいた
まもるが、
急に黙った。
そして、
八畳間をじっと見ている。
「どうしたの?」
たくやが聞くと、
まもるは言った。
「おんなのひと、ねてる」
たくやには、
何も見えない。
背中が冷えた。
まもるの手を引き、
祖母のもとへ向かった。
話を聞いた祖母は、
古いアルバムを持ってきた。
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