亡くなった人から電話番号を聞いた話
投稿者:水琴 (18)
ある女性から聞いた経験談です。
その女性の母親が亡くなりました。とても悲しみましたが、葬儀を終え、納骨も済ませて亡き母親を偲ぶ日々が続いていました。
そんなある日、女性に電話がかかってきました。
初めての方で、何でも女性の母親とあるお寺でご一緒して意気投合し、この電話番号を教えてもらったと言います。
その方が母親とお寺で会ったのは、母親が亡くなった後なのです。
女性は驚いて、そんなはずはありません、と言うと、相手も確かにお母様と会って話も沢山し、別れる時にこの電話番号を教えてもらったので、早速かけたと言います。
電話は実際彼女にかかってきているのですが、彼女は信じられませんでした。
しかし、相手が言う母親の容姿も母親そのもの。
では、亡くなった母親が生きた人間としてお寺に詣で、その人と話したというのでしょうか。
そして、教えた電話番号は母親の家のものではなく、彼女の家のものでした。
彼女にはどうしてもこの話が信じられません。
しかし、これは彼女に霊感がなく、母親がアプローチしても彼女に伝わらなかったので、自分を感じる人を通して彼女に自分はそばにいるのよ、と伝えたかったのではないでしょうか。
ただ、死後生きた人間としてこの世に存在することが出来るのでしょうか。
19世紀末には、霊の具現化が主に西洋で盛んに行われました。霊を段々人間として形を持たせていくのですが、ある時は、霊が恥ずかしがり、ビニール位の固さになったところで失敗したという例も残っています。
彼女の母親は自分で具現化したということなのでしょうか。
驚きですね。そういう事ってあるんでしょうか?