と言ったAちゃんは口から茶色の液体のようなもの吐き出し、その場に倒れこんだ
私達はパニックになって叫んだ
「Aちゃん！Aちゃん！」
「大丈夫？？Aちゃん？」
Aちゃんは口のはしに泡をためながら自分の胸ぐらを掴み
「熱い熱い！お母さん！」
とのたうちまわっていた
そんな様子を見て泣き叫んでいた私達の異変に気付いたのか近所に住むおばさんが走って来て
「あんた達！！なにしたの！！？」
と私たちに聞いた
「Aちゃんが落ちてるジュース飲んじゃって」
とパニックになりながらおばさんに説明すると
すぐにおばさんは
「救急車に連絡するから」
と言って家に電話をしに行き
私たちはAちゃんの周りでオロオロするしかなかった
その時だった私はふと視線を感じた
あたりを見回すと公園の植木の間から
あの中華屋の息子がしゃがんで私たちのことを見ていた
中華屋の息子は嬉しそうな顔で私たちを見つめていて
その笑顔をみて私は心底ゾックとした
他の二人は気づいてなかったが
彼が私の視線に気づくと
フッと走っていなくなってしまった
その後は救急車が来て事情を聞かれたり
お母さんや先生に色々な話を聞かれたりとても大変だった
幸い Aちゃんは大事には至らず
１週間後には学校に来れるようになったが
後にジュースには殺虫剤が混入してあったことが判明して
この話は怖かったですか？
怖いに投票する 780票
これガチで洒落にならんやろ
ほう、ガンダムですか…
たいしたものですね
大事に至らなかったのなら何よりだ
ブべーーーーって吐き出し方が勢いあって好きだな
自分が中学生だった40年以上前にもこれに似たような事件が地元であったな
毒入りコーラ事件を思い出しました。
悪質な悪戯の枠を超えて、「犯罪」ですね。
リアルな描写に、読んでいて胃のあたりが痛くなりました。
それにしても、ここ最近気になるのは、犯罪に関する現場や事件の首謀者と疑われても仕方の無いような人物を目の当たりにしていながら、後の報復を恐れ、だんまりを決め込み、結果、とんでもない事態を引き起こす・・・といった類の胸糞話が多いですね。
今はそういう時代なんでしょうか。
いやはや。
なんかへそ吉さんっぽいコメントがある！
自販機の上に農薬入りのジュースが置いてあって、飲んだ人が無くなる事件が実際にありましたね
模倣犯なのか全国で同じ事件が起きて何人も無くなるも犯人はわからず迷宮入り
瓶・缶のボトルが現在の開けたらわかるようなフタになったきっかけです
YOUTUBEの動画とかにもなってますので調べればでてきます
俺もそうゆうの気をつけよ
よくあることだ
こういう悪がきは、昔からいましたよ。でもここまでくると犯罪ですけどね。
ゾックってしました。
市営団地の一階に店が入るの？おかしくない？
悪ガキの親は気づいていたのか?
もしかして、中華料理店の息子さ、人の苦しむ姿が好きだったりして