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ヒトコワ

霊感のある主婦の暇潰しさんによるヒトコワにまつわる怖い話の投稿です

閲覧注意 実話 孤独死の現場
長編 2026/08/19 21:52 347view

カーテンは閉め切られていた
時期は2月の夜。
部屋の中は真っ暗で
懐中電灯もない。
父はスマートフォンの画面の明かりだけを頼りに、部屋の中を進んだ。
しかも父は、あまり視力が良くない為
暗闇の中では、ほとんど何も見えなかったという。

そして、部屋の奥に目をやった。
ずっと敷きっぱなしだったのだろう。
布団が膨らんでいる。
中にいるかもしれない、、

死んでいるのかもしれない。

胸を締め付けられるような緊張感の中、父は意を決して布団をめくった。
いない、、
「はぁ……」
緊張が一気に抜け、思わず息が漏れた。
それでも心臓は激しく鳴っていた。
寒いはずなのに汗が吹き出していた。

次にトイレを確認した。
いるかもしれない。
開けるのを躊躇しながら、ゆっくりと扉を開ける。
いない

部屋の中を見回す。
叔父はいない。
外出しているのか?
そう思った時だった。
ふと、ある場所に気づいた。

風呂場。

父は、ハッとしたらしい。
古いアパートの風呂場。
ギシギシと音を立てそうな扉を、ゆっくりと開けた。
誰もいない。
「なんだ……」
父は安堵して
一気に全身の力が抜けかけた。

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