俺は、最後の決断でボランティア参加を辞退したのだった。
両腕両脚のいづれかを専用医療器具に固定して
麻酔を施した後
骨折した状態を作り上げ
数週間に渡り、新薬により
治癒してゆく様子を専門的にデータ記録すると言うのだ
「完治するまでは、責任もって保証いたします」
流されるまま、事前検診の会場まで足を運んだ
朝から数人の男女が設置されたテーブル席に着席していた。
その表情は、、、誰も覇気がなく
ボーッと天井を見上げている者もいた
人に言えぬ、何らかの理由があり
参加を余儀なくされた者たち、、、そんな印象だった、、、、。
行われる現実と直面し…えも知れぬ恐怖心からか、脚の震えが止まらず、額を濡らす汗が今でも記憶に焼き付いている。
数年が経過して現代に至り
これだけは言えることとは…。
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