「いつになるかわからないけどさー。その時がきたら精一杯、楽しもうね!俺も、君も」
山岸さんは席を立つと、鼻歌混じりに喫茶店を出ていった。
最近、誰もが「本物」を探している。
感じてしまったのなら、後は像を結ぶだけ。
オバケは後から追いかけてくる。
数年越しに山岸さんの言葉を思い出す。
「楽しんで!」
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