襖の間から除き見える隙間から
子供がクレヨンで描いたであろう家族三人が揃った絵
本来は家族愛を感じるはずのそれは
一際異質な存在感を放っていた
「なんか、思ったよりヤバいな…」
1人がそう呟く
言うまでもなく全員が心の中ではそんなことは感じ取っていた
しかし、このまま廃墟に入らずに帰るのも味気がなく
怖がって逃げ帰ったように思われてしまう
「もう少しだけ近寄ってみようぜ」
全員で足並みを揃えながら少しずつ
廃墟の玄関へと近寄っていく
距離が縮まるほど、廃墟が放つ感じたことの無い異質な雰囲気に圧倒される
気付けば全員の足は止まっており
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