休み時間になり、その友人に話を聞いた。
「お前遭難したのかと思ったわ」
「俺、あの後絶対学校側に下ったはずなんだよ、だけどいつのまにか迷っちゃって、気づいたら学校の反対側の池に出ちゃったんだよ」
「それってあの幽霊が出る池?」
「そう!そしたら池の水がタプタプになっててさ!柵から手伸ばしたらイモリが取れそうだったんだよ!でも学校のチャイムが聞こえてさ、やべぇもうこんな時間かよ!って思って走って戻ってきた」
学校の裏山は、反対側まで抜けると麓の農道に出る。ただ、そこから学校まで戻るにはかなり距離がある。
コイツはどうやら、その道を掃除の時間の間に走って戻ってきたらしい。
俺らは爆笑しながらそいつの話を聞いてたが、俺は池の水の件がどうしても気に掛かった。
雨も降ってないし、農業で使うもんでもないから誰かが下の用水路を堰き止めもしない限り水が満水になるような池じゃないんだよな。
そもそもあの池の水源ってなんだ?
この話書いてる時に気になってGoogleマップで調べてみた。
周囲の農業用ため池とかには全部名前が付いてるのに、あの池だけ名前が無くて探すのに苦労した。
わざわざ周囲舗装してるのにそんな事あるか?
あの池の謎は今だに解決してない。
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