◯◯商店街は、もう家のすぐそこである。
少女は怖くなって家中のカーテンを閉め、電話の線を引き抜いた。
なのに、
「チリリリリリリリリン、チリリリリリリリリン」
何故か電話は鳴った。少女は震えながら電話に出る。
少女「も、もしもし…」
「もしもし。私メリーさん。今、玄関の前にいるの。」
「ツー。ツー。ツー。」
少女「いやっ!」
もう「メリー」は玄関の前まで来ていた。恐ろしくて少女はベットの上で毛布を被った。
するとまた、
「チリリリリリリリリン、チリリリリリリリリン」
電話は鳴った。さっき電話が切れた時、ちゃんと受話器を戻さなかった為、受話器は宙にぶら下がっている。
少女は電話に出ずにベッドの上で蹲っていた。すると何故か、受話器からメリーさんの声が聞こえた。
「もしもし。私メリーさん。今…」
「あなたの後ろにいるの。」
その声ははっきりと背後から聞こえた。
ー ー ー ー ー
「…っていう話、彩葉は知ってるよね?」
私の親友・環はオカルト関係で仲良くなった。今日は「メリーさんの電話」について話していた。
私「知らない訳無いでしょ。大体、『メリーさんの電話』なんて誰でも知ってるよ。」
環「うん…。でも、だからおかしいんだよ。」
私「何が?」
環「じゃあ、彩葉は『あなたの後ろにいるの』の後どうなったか知ってる?」
私「…知らない。」
環「そこなんだよ…『メリーさんの電話』は誰もが知る都市伝説。だけどその後どうなったのか、いつ頃出てきた話なのか、どこで起こった出来事なのか、誰も知らない。ちょっとおかしくない?」
私「確かに、考えてみると謎が多い都市伝説だよね。」
環「うん。だからさぁ、手分けして調べてみようよ。面白そうだし。」
私「まぁ、いいけど…」
その後私と環で図書館へ調べに行った。
























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