「おいおい! まさか、俺のこと忘れたのか? 冷たい奴だな! Aだよ! 高校の時にいつも遊んでいただろ」
その声は確かにAだった
高校時代によく遊んでいた友達
卒業してからは疎遠になっていた
「いや、なんか急にお前のことが気になってさ。電話してみたくなったんだ」
「あ・・・ああ。そうなのか」
たいした要件ではないようだった
なら切っても問題ないのだが、何故か切る気にはなれなかった
「それで元気なのか?」
「ああ。まあな」
「そうか。なら、よかった。お前、この前の同窓会来なかっただろ? それでさ。気になってたんだ」
「同窓会? そんなのあったのか? 聞いてないぞ?」
「え? そうなのか? Bの奴、お前に連絡してなかったのかよ。いや、悪い。こっちの手違いだ。それならさ。今度会おうぜ。積もる話もあるしさ」
そんなかんじでAと10分ほど話した
高校の時と変わらず元気な様子だった
「じゃあ、夜中に悪かったな。何か相談したいことがあったら言えよ! 聞いてやるからさ!」
そう言って電話が切れた
何だったんだ?
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面白いすごく
年の暮れに「今日中にやらないといけないこと」がコレとは、切なく思いました。
Aではなかったが自殺を思いとどまって良かった
一瞬でも自⚪︎しようと考えてたらそれも「絶対にやらないといけない」というブラック企業で働いている時に身に染みたよくない考え方と組み合わさってやったのでは