「えっ!?」
きゅうちゃんが突然声も野太くなって、違う言葉を話はじめたのです。
「コロサナイト コロサレル コロサナイト コロサレル」
「こ・・・殺さないと・・・殺される・・・」
「コロサナイト コロサレル コロサナイト コロサレル」
「殺さないと 殺される 殺さないと 殺される 殺さないと 殺される・・・」
ワタシときゅうちゃんは同じ言葉を繰り返していました。
だからワタシはその日の晩、寝室を抜け出し、台所から出刃包丁を持ち出すと、
母の眠る寝室へ向かったのでした。
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