私は慌てて廃屋を飛び出したが、既にそこに彼女の姿はなく、静かで鬱蒼とした竹林が広がっているだけであった。
何なんだ一体・・・・・
私はぶるりと身震いした。
生きていた人間だった・・と思いたいが、どっちにしても謎過ぎる。一体彼女は私に何を伝えたかったのだろうか。
この後私は二階にも上がったが、特に気になるようなところはなく、この数年後三度目に訪問した時には既に二階部分が倒壊してしまっていた。
一体彼女は何者だったのか。
謎だ。
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