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呪い・祟り

にゃんこさんによる呪い・祟りにまつわる怖い話の投稿です

リゾートバイト
長編 2025/07/13 08:01 16,919view
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ただし、何事もないときは、急に大声を出したりするなと。
もしそうしてしまったときは、命の保障はできないとも伝えた。俺のね。

そんでソロソロと階段を上りだす俺。

階段の中は、外からの光が差し込み、薄暗い感じだった。
慎重に一段ずつ階段を上り始めたが、途中から、
「パキっ・・・パキっ」
と音がするようになった。

何事かと思い、怖くなって後ろを振り返り、二人を確認する。

二人は音に気づいていないのか、

じっとこちらを見て親指を立てる。
「異常なし」の意味を込めて。

俺は微かに頷き、再度2階に向き直る。
古い家によくある、床の鳴る現象だと思い込んだ。

下の入り口からの光があまり届かないところまで上ると、好奇心と恐怖心の均衡が怪しくなってきて、
今にも逃げ帰りたい気分になった。
暗闇で目を凝らすと、突き当たりのドアの前に何かが立っている・・かもしれないとか、
そういう「かもしれない思考」が本領を発揮しだした。

「パキパキパキっ・・」

この音も段々激しくなり、どうも自分が何かを踏んでいる感触があった。
虫か?と思った。背筋がゾクゾクした。
でも何かが動いている様子はなく、暗くて確認もできなかった。

何度振り返ったかわからないが、途中から下の二人の姿が逆光のせいか
薄暗い影に見えるようになった。ただ親指はしっかり立てていてくれた。

そしてとうとう突き当たりに差し掛かったとき、強烈な異臭が俺の鼻を突いた。
俺はBとまったく同じ反応をした。
俺「うっ」

異様に臭い。生ゴミと下水の匂いが入り混じったような感じだった。
(なんだ?なんだなんだなんだ?)
そう思って当たりを見回す。

7/51
コメント(4)
  • 果てしなく長い・・・・

    2025/07/28/14:31
  • がちこわかった 無事でよかったです

    2025/08/20/09:07
  • 長かったけど最後まで読みました

    2025/08/29/01:30
  • またしても2ちゃん引用…

    2025/09/20/17:21

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