B「いやわかんねーけど。でも最近女将さん、よく2階に飯持ってってないか?」
と友達が言った。
A「知らん」
俺「知らん」
Bは夕時、玄関前の掃き掃除を担当しているため、2階に上がる女将さんの姿を
よく見かけるのだという。
女将さんはお盆に飯を乗っけて、そそくさと2階へ続く階段に消えていくらしい。
その話を聞いた俺達は、
「へ~」
「ふ~ん」
みたいな感じで、別になんの違和感も抱いていなかった。
それから何日かしたある日、いつもどおり廊下の掃除をしていた俺なんだが、
見ちゃったんだ。客室からこっそり出てくる女将さんを。
女将さんは基本、部屋の掃除とかしないんだ。そうゆうのするのは全部美咲ちゃん。
だから余計に怪しかったのかもしれないけど。
はじめは目を疑ったんだが、やっぱり女将さんで、その日一日もんもんしたものを
抱えていた俺は、結局黙っていられなくて友達に話したんだ。
すると、Aが言ったんだよ、
A「それ、俺も見たことあるわ」
俺「おい、マジか。なんで言わなかったんだよ」
B「それ、俺ないわ」
俺「じゃー黙れ」
A「だってなんか用あるんだと思ってたし、それに、疑ってギクシャクすんの嫌じゃん」
俺「確かに」
俺達はそのとき、残り1ヶ月近くバイト期間があった訳で。
3人で、見てみぬふりをするか否かで話し合ったんだ。
そしたらBが
「じゃあ、女将さんの後ろつけりゃいいじゃん」
ていう提案をした。






















果てしなく長い・・・・
がちこわかった 無事でよかったです
長かったけど最後まで読みました
またしても2ちゃん引用…